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なつやすみ129日目

2021ねん11がつ22にち(げつ)あめ

明日はいよいよライブ!年内のライブも残すところ明日含めてあと二回。明日ライブを終えてその次の日から一ヶ月弱は地方へのインターン(就活に関係するものというよりかは人生経験の一環で参加する)に行っているので、一ヶ月のブランクが空きます。行っている間はちゃんと練習できるかしら、と少しドキドキしています。


先日20日に赤羽Enabでのライブに出演してきた。初めて赤羽に上陸したので、なんだか少し懐かしいような、そんな街並みにとても衝撃を受けました。土曜日だからかまだ15時前なのに居酒屋のキャッチのお兄さんとかがちらほら居て、まだまだ小心者の阿部有那は少しドキドキしてしまったそうです。


その日のライブはいつもより(多分)お客さんが多くいらっしゃっていたり、一番手の櫻井里花さんの貫禄、歌唱力に最初っから大きな打撃を受けたりした結果か(群馬から来ていた彼女は本当に本当に凄かったな、30分がすっごく濃密だった)、最初の足跡のアルペジオを速く弾いてしまってそこからずっと心臓のバクバクが止まらなかった。ライブにニットは着ていくべきではないね。ニットによる体温上昇と焦りとで汗が湧き出てきた。

緊張はしてはいたけれど、届けたいメッセージはしっかりと投げられたつもりではいる。つもり。笑 そして自分の演奏終わって、そのあとの共演者の方の演奏が終わった後の転換の時間、見てくださっていたお客さんたちにビラを手渡してみた。いつも物販の机に置きっぱなしなんだけど、なかなか取ってもらえない。終わってから残りの枚数を数えて悲しくなるばかりなんだけど、なかなか減らないのは自分からは取りに行きにくいことが原因なのかなあとも思って。その日のライブは渡すことが普段のライブよりもしやすい雰囲気だったから思い切ってみた。しかし、減らない悲しさから枚数を割と少なめにしていた阿部有那、渡すには枚数足りなくて焦った。

これで何人かはSNSとかフォローしてくれるかしら、、!そんな風にちょっとドキドキしながら時間を過ごしてたんだけど、結果発表するとフォローしてくれた人は誰一人としていなかったのでした。。。笑 笑じゃないんよな、割ときつい。

今までのライブでなかなかファンがつかないのは自分の演奏技術の足りなさが圧倒的なのかなと思っていたから、やむなし。という感じだったけど、まだまだではあれど少しずつなら成長していると思っているから、それでもまだちゃんとしたファンが全然つかないとうことに焦りを感じてきている。この頃です。何が悪いのかな、曲しかないよな、うーーーんっていう。とは思っても私は私の曲が好きなんだけどね。だし私の曲は結構同じ世代の人たちを見据えた(というか自分のためが最初だから)歌詞になっているから、ライブハウスにいらっしゃるようなお客さんたちに刺さらないというのは全然おかしい話ではないんだ。分かってはいるんだけど、分かってはいると言ってそうやって片付けてしまうのは言い訳になるかもしれないけれど、でもやっぱりちょっと寂しい。

これは何回も書いていることではあるけど、毎回ライブにはよっぽどのことがない限り恋人が来てくれる。こんな恋人いないよ本当、ありがたい。だけどもしも恋人が来ていなくて完全孤独な中でライブをやることになったら私はこうやって続けられているのだろうか。きっと結構厳しいななんて思ってしまう。

ライブをやることは他の出演者の方々から刺激を受けることができたり、人脈が広がったり、企画してくださった方からフィードバックいただいたり、相談乗ってもらえたり、色々なありがたいこと、嬉しいことがある。だけど、ライブやってるだけじゃダメだなというのも本当に最近は思う。結局同世代に聞いてもらいたいなら本当SNSでのバズを狙った曲を作って、私を知ってもらう。それでその先で本当に聴いてほしいと思う曲を聞いてもらえる。という手順を目指すしかないのかなーとか。多くの人の耳に触れる(?)ような手段をとっていかなくちゃ。

「もっと大衆に聞いてもらいたいなら有那はもう少し曲と自分を分離させた方がいいと思う」と父親に言われた。私は生まれてからここまで恵まれた環境で育ってきて、何一つ不自由なく過ごしてきた。「そういう恵まれてる人が自分のことを卑下するようなことを聞くのって言い訳してるようにしか聞こえなくて不快にならない?」って。言ってることはわかるし、私の歌はただの言い訳なのかもしれないとか、理想でしかないとか、そんな風に思うことも多いんだけど。誰よりも私自身が自分の怠惰さや、頑張れないということに対して嫌だと思って苦しんでいるわけで。だけど頑張ろうって思えない、そんなアパシーな一面がどうしても自分の中で存在してしまう。キャパオーバーした時私は本当に何にもしたくなくなるってことに気付いてから思ったけど、頑張れない、頑張りたいと思えないことはただの逃げだけじゃないはず。本当に頑張れない、頑張らないことが立派な自己防衛であることだってあるはず。自己防衛じゃなくたって、どうしても出てこない気力は出てこない。当たり前のものじゃないんだ、頑張ろうという気持ちだって。頑張ってみないと頑張ろうという気持ちが出てこないことも確かだけど。だから、いつかその気持ちが湧き出てくるように、いつか進みたいと思った時に進めるように、今はそんな自分でも認めてあげられるように、私は私のこのぐるぐるを書き出して歌にする。頑張ることが正義な世の中だから頑張れない人は社会において良くは見られないし、こんなダメ人間私だけなのかななんて思ってしまうくらいだから、きっともしも共感してくれる人がいてもマイノリティだろう。でも例えどんなにすごく少なくても、そんな人たちに私のぐるぐるや葛藤から前へ進んでいくような歌を届けて、救えたらいいと思うから、今の自分そのままを書くのはやめたくない。って思った。だから結局大衆に届けたいわけではないのかな、と思いながらも、大衆に届かなきゃそういう人たちにも私の歌は届かないのだと思う。難しいね。同じような気持ちを抱えている人たちにそのまま送れるシステムがあればいいのにね。

高校時代「授業で寝ているのに塾に通わせてもらってる」ことに対して担任に「俺が親だったらぶん殴ってる」「それは甘え」みたいなことを言われたことがある。確かに親が塾に通わせてくれるだけのお金を稼いでくれているからなわけで、誰でもさせてもらえることではない。私自身高校生になるまで気づいていなかったけど相当恵まれた生活を送ってきていたわけで(めちゃ金持ちとかではないけどね)、だから確かに一般的に見たらただの甘ったれた人間にしか見えないんだろうな。実際甘えてるだけなんだとも思うし、独り立ちした後の生活は不安ではあるけど。そういう風にちょっと恵まれた環境にいることに対してコンプレックスを感じてしまうことが結構ある。なんかもう色々書きたいこと全部書いてたら寝れなくなって明日ライブで死にそうだから一回ここでやめておこうと思う。


曲を書くことに対して何だかたくさんもやもやもやもやしたけど、結局昨日今日で二曲とりあえず書くことができた。しかもちゃんと楽しく。

文字化をするのが好き。もう少し綺麗に文章を書きたい。眠い。今一瞬意識が飛んでた。寝る!!今回あまりいい気分にならないような日記でごめんなさい。次はもう少し楽しいこと話せたらいいなー!なんて思いながらも、頭のグルグルを吐き出す日記という面も大きいので、きっとまたこんな回がたくさん出てきます。笑

お付き合いくださるも、離れていくも、お任せいたします、自分の心に良い方で。


そういえば今日はインターンの準備にお買い物に出かけてたり、曲を考えまくったりしていました。そして夜に誕生日ケーキの苺タルトを両親と私とでフォーク突き刺して食べてました。この三人でそうやって食べるのなんてもうこれっきりだろうなあ。妹も来年はまた帰ってきてるし、私は来年は家にいないと信じていたいし。などなど。不思議だね。妹留学中は初めての一人っ子生活です。

後ね、自分の大好きなアーティストの作る曲の歌い手募集があって応募してみた。なかなかに厳しいだろうからあまり期待はしていないけれど、もしも私がやれることになったら夢が一つ叶う。とても大きな夢です。好きなアーティストの曲気持ちよく歌えたら最高じゃんね、、、。叶えばいいね。


おやすみなさい!



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